お話を伺ったのは、三重県伊賀市在住のYさんです。
木彫り教室きつつきに入ったきっかけはなんですか?
基礎から学べる本格的な木彫教室に通いたいとインターネットで検索していて、
きつつきを見つけました。
伊賀から岡崎まで行ってみて先生にお会いしたところ、
高度な木彫の技術をもっておられることがわかり、
自宅から教室まで100キロ以上離れているのですが通うことにしました。
通っておられるのは3カ所ある教室のうち、どちらの教室ですか?
岡崎教室(悠木菴)です。
この教室はたけのこ料理で有名な真福寺というお寺の境内にあり、ロケーションも素晴らしいですね。
これまでにどんな作品を作られましたか?
海外旅行をしたときに心に残った風景をレリーフに彫って、自宅に飾って楽しんでいます。
風景のレリーフは、5点以上彫りました。
他にも家具的なものでいえば、テーブルや引き出しなども作りました。
今は深堀りのレリーフに挑戦しています。今までの作品よりも厚みがある板を使っているので、
表現方法が違います。
先生は簡単にポンポンポンポーンとノミを叩いて彫ってしまわれますが、なかなか難しいですね。
でもやりがいがあります。
石川先生は、どんな方ですか?
伝統的な三河仏壇の修業をされ、伝統工芸士の資格もお持ちですので、
レリーフも立体彫りもなんでもこなされます。
探究心があって、木彫りに関することには常にアンテナを広げておられますね。
伝統的な木彫だけにこだわらず、いいと思うものは取り入れる柔軟さをお持ちだと思います。
「こんなものを作りたい」という相談をすると、それならばこれはどうだろう?あれはどうだろう?と
これまでの経験を活かしてアドバイスしてくださるので、有難いです。
それから奥さまも大変気さくな方で、ご夫婦の会話をお聞きするのが楽しくて。
これも遠方からきつつきに通う、大きな理由のような気がします(笑)
教室の雰囲気はいかがですか?
教室は基本的には曜日が固定なので一緒になる人は限られていますが、
みなさんあたたかい雰囲気の方です。
話がはずんで、作業がすすまないほどです。(笑)
年に1回ほど行われる生徒作品展では、普段顔を合わせない方とも出会うことができますし、
他の生徒さんの作品も見ることができて、いい刺激になっています。
それから今年の秋には、高野山や白浜への親睦旅行もあるので、交流を深めたいと思います。
これから取り組んでみたい作品がありましたら教えてください。
息子が家具を作っているので、作ってくれた椅子や机に自分が彫刻をして
コラボ作品を増やしていきたいと思っています。
ありがとうございました。
【インタビュアー:Webページ制作 O 】