お話を伺ったのは、岡崎市在住のSさんです。
木彫り教室きつつきに入ったきっかけはなんですか?
学生のころに講座でデザインを勉強していて、その中で木彫りを学ぶ機会がありました。
糸のこを使って切ったり。
少し経験したことで、自分に合いそうだなと思いました。
その後、文化センターにある木彫り教室に通っていて、
自分で絵を描いて彫るということをしていた時期があります。
結婚後しばらく木彫から離れていたのですが、またやりたくなったなぁと思ったころに、
友達からきつつきの石川先生を紹介してもらって。
平成12年ですね。
まだ女性ばかりで、生徒さんは少なかった頃からの生徒です、私は。(笑)
通っておられるのは3カ所ある教室のうち、どちらの教室ですか?
岡崎教室(悠木菴)です。
これまでにどんな作品を作られましたか?
家具のような日用品が多いですね。レリーフを彫って、使えるものに組み込むというか。
椅子、ブドウのワゴン、フラワースタンドなどですね。
アクセサリーも作ります。
主人のパソコンデスクも彫りました。
木彫り教室きつつきでは、彫ったものを家具に仕立ててもらうようにお願いできます。
いろいろ相談しながら、形になっていくのは嬉しいですね。
石川先生は、どんな方ですか?
以前習っていたカルチャーセンターの講師は「先生」という感じでした。
学校で教えてもらっている感じ。そう、ゼミみたいな感じでした。
そこを経験してから、石川先生のところに来たのですが
すごく柔軟に対応してくださる感じで。
文化センターのときには見本があって、それを彫りなさいという感じでしたが
作品のキレというか、勢いがない。
もちろんわかならいところは教えてもらえるんですけれどもね。
作品に、生き生きした感じがなかったんです。
きつつきの石川先生に指導してもらうと、お花が生き生きしてくる。
躍動感や生きた感じを表現することができる。
ちょっとしたことなのだと思いますが、それが技術なのだと思います。
それで長く続けています。
教室の雰囲気はいかがですか?
教室らしからぬ憩いの場ですね。ほっとする場というか。
女性が多いとついおしゃべりも多いけれどね。
でもね、一生懸命やってますよ。(笑)
これから取り組んでみたい作品がありましたら教えてください。
なんでもできますよ。
丸い電気スタンドにしようかしら。
スツールも作りたいわ。
長く通われてるSさん。
すでに技術力もお持ちなのだと思いますが、それでも木彫教室に通われているのは、
先生の指導力と人柄、そしてお仲間との語らいの場を楽しんでいらっしゃるからだと感じました。
ありがとうございました。
【インタビュアー:Webページ制作 O 】