お話を伺ったのは、内海在住のMさんです。
木彫り教室きつつきに入ったきっかけはなんですか?
H15年5月イベントに参加して初めてプロの彫刻刀を手にした時、木に吸い付くような切れ味と、削れていく時、指先に何とも言えぬ心地よさを感じて入会しました。
通っている3カ所ある教室のうちどちらの教室ですか?
岡崎教室(悠木菴)充実クラスです。
岡崎教室は勉強熱心な生徒さんが多いので、行くたびに良い刺激を受けています。
始めた頃はどんなものを彫っていましたか?
木彫り教室に通い始めた頃は、筋雲という小さな雲を何百個も彫りました。筋雲は仏壇の彫刻師が入門した時、最初に取り組む課題で基礎をしっかり身に着けたいという私の目的に合わせて課題を与えてくれたのです。生徒さん一人ひとりの好みや目的に合わせて的確に指導してもらえるのが木彫り教室きつつき最大の長所だと思います。
先生のような彫刻師に憧れ、あんな仕事が出来る様になりたいと思い、無理を言って弟子として面倒を見て頂きました。
その間様々な彫刻の技術を教わり、また木彫り教室のアシスタントをさせて頂く中、教室の運営や木彫の教え方のノウハウを教えて頂きました。
今はどんなことをしていますか?
結婚、出産で一度は木彫の仕事から離れてしまいましたが、教えて頂いた技術やノウハウを活かして、今自宅で木彫り教室きつつき内海教室を開講させていただいています。
内海教室は1回3人程度の少数制で和気あいあいとやっています。最近では生徒さんたちに自分でデザインしたペンダントを彫ってもらっています。これからも生徒さん達には、アクセサリーや日常生活で使える小物などを彫ってもらうことで、“彫って、使って、身に着けて”木彫を120%楽しんでもらいたいと思っています。
今後の目標はいかがですか?
若い人にも喜んで身に着けてもらえる可愛いアクセサリーを作ったり、全く別の素材を扱う作家さんとコラボしたりして、木彫に関心のない人や若い人にも木彫の良さや暖かさを伝えていきたいと思います。
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三日月工房 万浪美弓 mikaduki.kooboo@gmail.com お待ちしてます!
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